インスタグラムには、ペナルティー等は無いものの暗黙のルールやマナーが存在します。

インスタグラムを利用する前に、インスタグラムのルールやマナーを知っておくようにしましょう。

今回は、企業アカウントや個人アカウント別にインスタグラムのルールを詳しく解説します。

Instagramのルールは存在する!?

インスタグラムには、誹謗中傷や人種差別など過激な発言や、非人道的な写真・動画は基本的に禁止されています。

明らかに他のユーザーを不快にするような内容のもの、スパム行為などは、アカウントが凍結されるなどのペナルティーが課されます。

しかし、そのような露骨なもの以外に、インスタグラム上にルールはありません。

そのため、基本的にはインスタグラムは自由に利用することができます。

しかし、インスタグラムが人気を集めていくうちに、暗黙のルールやマナーが自然と出来上がっていったのは事実

インスタグラムのルールやマナーを知らないと、嫌われてしまったり、人間関係がこじれてしまったりする可能性もあります。

特にアカウントが企業のアカウントである場合はイメージダウンにもつながるので、暗黙のルールやマナーを知らずにインスタグラムを使うことは、とても危険。

守らなかったとしてペナルティーを受けるようなことはありませんが、インスタグラムを利用する上できちんと理解しておくようにしましょう。

【企業アカウント】instagramの暗黙のルール

インスタグラムで自然に出来上がった暗黙のルールは以下の通りです。

まずは、企業アカウント向けの暗黙のルールを紹介します。

  • コメントには冷静に対応する
  • リポストには敬意を忘れずに
  • フォローの基準を明確にする
  • 個人情報の漏洩に気をつける
  • 映り込みはNG
  • ステマ投稿はイメージダウン
  • 誹謗中傷は絶対に禁止
  • 写真には変化をつける
  • 定期的な投稿を行う
  • 二次利用は当然と思っておく
  • ハッシュタグを利用する

コメントには冷静に対応する

企業アカウントを運用すると、企業に関する質問や疑問がコメントで寄せられることがあります。

インスタグラムのコメントは、インスタグラムを利用する全てのユーザーが閲覧することができます。

そのためコメントに対するアカウントの対応も、全てのユーザーが見ることができるので注意しましょう。

インスタグラムで寄せられたコメントには、通常の接客と同じように対応するのが有効です。

コメントに真摯に対応することによって、ユーザーからの好感度も上がり、フォロワーの獲得にも繋がります。

特にインスタグラムのコメント対応は、ネガティブなコメントへの対応がとても大切。

決して感情的にはならず、冷静に返信をするようにしましょう。

「コメントしてくれたことに感謝」「意見を真摯に受け止める」旨をコメントに入れると好印象。

コメントが多くあり1つ1つに返信するのが大変な場合は、インスタ運用代行会社にコメント返信を依頼するのも一つの手です。

リポストには敬意を忘れずに

リポストとは、他のユーザーの投稿を自分のアカウントで引用して投稿すること。

Twitterの引用リツイートと同じような機能です。

自分の企業について投稿してくれたフィード投稿やストーリーズを、そのまま自分のアカウントで紹介することができます。

インスタグラムで、アカウントに関する何かを投稿してもらった際にはリポストして感謝の気持ちを伝えたくなるでしょう。

しかしリポストする際に、写真・動画を無断で加工をするのは無断転載と同様の行為なので注意が必要です。

加工をしたい場合は、きちんと投稿者に許可を取るようにしましょう。

また、自分の投稿を他のユーザーにリポストしてもらった際にも、敬意を示すことはとても大切です。

企業のアカウントの投稿が他のアカウントでリポストされることによって、そのアカウントのフォロワーに投稿が届きます。

そこから興味を持ってくれたユーザーが、アカウントを訪れ新規フォロワーになってくれる可能性があります。

そのためリポストされることは、企業アカウントにとってとても好都合なことです。

敬意を忘れずに、しっかりと反応をしたり、感謝を伝えたりするようにしましょう。

リポストに企業アカウントから敬意を示すことで、より投稿者に好印象を抱いてもらうことができます。

「リポストしてよかった」「またリポストしよう」と思ってもらうことが可能です。

リポストへの反応としては、こちらもリポストしたり、コメントを送ったりするのがおすすめです。

フォローの基準を明確にする

企業アカウントを運用する際に、フォローをするアカウントの基準を設けておくことが大切です。

担当者によってフォローするアカウントとフォローしないアカウントの基準がブレてしまうのも、企業アカウントでは避けたいところ。

企業アカウントは通常の接客と同様に、誰かを贔屓にしたり、疎かにしたりする場面を見られるのはご法度です。

フォローの基準がブレてしまうと、企業アカウントのイメージダウンにも繋がりかねないので注意が必要です。

フォローしている・していないなどのトラブルを避けるためにも、フォローの基準をきちんと定めておくようにしましょう。

一般ユーザーをフォローせずに、芸能人・著名人のアカウントのみフォローするのが一般的です。

認証マークがついているアカウントのみフォローを返すなど、基準を社内で共有しておきましょう。

個人情報の漏洩に気をつける

企業アカウントは、一般アカウントよりも個人情報の漏洩に気をつけることが大切です。

特に企業アカウントは非公開設定にすることはできず、様々なユーザーの目に触れる可能性があります。

特にアカウントを運用するスタッフや、社内のスタッフの個人情報が写真に写り込んでしまう自体は避けましょう。

個人情報が漏洩してしまうと、投稿をすぐに消したとしても誰かがすでに保存をしており、拡散されてしまうことも。

また、社内の人間が安心して過ごすことができなくなったり、アカウント運用が危険と判断されてしまったりする可能性があります。

そのため、写真やテキストは何人かのスタッフで何重にもチェックして、入念に確認をすることがとても大切

インスタグラムの写真撮影は、できるだけ物の写り込みがないように、きちんと場所を設けて行うのがおすすめです。

映り込みはNG

インスタグラムは、写真・動画がメインの視覚的なSNSのため、投稿を行うには必ず写真や動画が必要になります。

そのため、インスタグラムに投稿する写真・動画はとても重要ですが、投稿する前には入念にチェックするようにしましょう。

特に、映り込みには十分に注意が必要です。

外で撮った写真などには、思いがけず通行人が写り込んでしまう可能性があります。

万が一、写り込んだ通行人が写真の削除依頼をした場合、直ちに削除に応じなければいけません

また、写り込んだ他企業のマークや、お店、キャラクターなども権利の関係で削除しなければいけない自体になることも。

せっかく投稿した写真・動画が問題になったり、削除しなければいけなくなったりすることを避けるためにも映り込みには注意しましょう。

投稿をする前に「写り込みがないかどうか」をチェックするのがとても大切。

万が一写り込みがあった場合は、写真加工アプリなどでぼかすなどの編集を行ってから投稿をするようにしましょう。

ステマ投稿はイメージダウン

ステマ投稿とはステルスマーケティングの略称で、PRであるにも関わらずPRを隠して投稿をすること。

PR投稿はPRであることを隠して投稿することで、ユーザーにはインフルエンサーが本当に「良い」と思って紹介しているように見える、というメリットがあります。

しかしインスタグラムでは、ステマ投稿は禁止なので注意しましょう。

ステマ投稿はユーザーを騙す行為とみなされたり、景品表示法などの違法になったりする可能性も。

企業のアカウント運用をコツコツと行なっており、フォロワーも着実に増えていたとしても、ステマ投稿を行うことでイメージダウンに繋がります

そのため、インフルエンサーにPR投稿を依頼する際には、必ず「PRを明示すること」を伝えるようにしましょう。

誹謗中傷は絶対に禁止

一般アカウントにも通用するルールですが、誹謗中傷にあたるような投稿は一切行わないようにしましょう。

誹謗中傷は、誹謗中傷を受けたユーザーの心を傷つけてしまうため、企業アカウントとしてはあるまじき行為。

中には軽犯罪としてみなされて、罰金などの処分が下されることもあります。

企業アカウントが軽犯罪とみなされると、企業のイメージダウンは確実です。

またインスタグラムにはいくつかのポリシーがあり、誹謗中傷はポリシーに反する行為です。

誹謗中傷の投稿はユーザーに通報され、アカウント停止などの処分を受ける可能性があるので注意が必要です。

そのため、誹謗中傷や誹謗中傷に思われるような投稿は絶対に行わないようにしましょう。

多少フォロワーは増えなくても、悪い意味で注目を浴びることはせずに地道にコツコツとやっていくことが大切です。

写真には変化をつける

企業アカウントが陥りがちなのが、同じような写真ばかり投稿してしまう、という自体です。

お気に入りの写真や、前に大きな反響があった写真などを、何度も投稿をするのはやめましょう

アカウントに変化がないとユーザーに飽きられてしまい、新規フォロワーが獲得できないことに加えて、既存のフォロワーも減ってしまう可能性があります。

また新しい写真や動画を用意できないがために、すでに投稿した写真・動画の他のものを投稿するのもやめましょう。

投稿頻度は確かに大切ですが、必ずしも守らないといけないというわけではなく、イメージダウンの可能性があれば投稿しないのが吉。

また必ずしもフィード投稿である必要もなく、ストーリーなどの投稿でも効果的です。

そのため、写真の用意が間に合わないのであれば、多少おしゃれではなくてもストーリーで新しい写真を投稿するのがおすすめです。

定期的な投稿を行う

アカウントを運用するのであれば、定期的な投稿を意識しましょう。

否定期な投稿だと、ユーザーに「活発ではないアカウントだ」と思われてしまいます。

投稿したり投稿をしなかったりすることは、アカウントとしての魅力度が下がるので注意が必要です。

また投稿がストップしてしまうと、フォロワーに飽きられてしまったり、「なんでフォローした?」と忘れられてしまったりします。

そのため、定期的な投稿はフォロワーをつなぎとめておくためにもとても大切。

必ずフィード投稿である必要はないので、ストーリーでも良いので定期的に投稿するようにしましょう

特に投稿する写真・動画がない場合は、フォロワーから質問を募集したり、リポストされた投稿を紹介したりするのも一つの手です。

二次利用を利用する方法も知っておく

インスタグラムはたくさんのユーザーが利用しており、投稿した写真・動画は魅力的であればあるほど二次利用される可能性が高まります。

企業アカウントとしては、写真・動画の二次利用は避けたいと持ってしまいますが、SNSに写真・動画を投稿する上で二次利用は避けては通れない道。

近年では、二次利用を利用した運用方法もあるのでアカウントを運営する際に知っておくと便利です。

二次利用を完全に禁止するのではなく「二次利用前提で投稿をする」ことには、いくつかのメリットがあります。

二次利用をしてもらうことによって、様々なユーザーが二次利用を行い、自社の投稿写真をインスタグラムで見る機会が増えます。

そのため、より企業アカウントの認知度が上がり、興味を持ったユーザーがアカウントに訪れてくるようになります。

インスタグラムは、ツイッターやフェイスブックのように投稿を拡散する機能がないからこそ、二次利用であっても利用してもらい広めてもらうのはとても大切です。

インスタグラムには「#publicdomain」というハッシュタグがあり、このハッシュタグがついている投稿は「二次利用OK」という印です。

「#publicdomain」をつけることで、日本だけではなく海外のアカウントでも二次利用をしてもらえるのでさらに拡散されること間違いなし。

「二次利用を利用した宣伝方法もある」ことも念頭に置いて、アカウント運用を柔軟に行うことが大切です。

ハッシュタグを利用する

企業のアカウント運用には、必ずハッシュタグの利用を行いましょう。

ハッシュタグとは検索の際に用いられるキーワードのことで、「#」の後にキーワードをつけるだけで簡単に投稿にハッシュタグをつけることができます。

ハッシュタグはそのキーワードの強い関心のあるユーザーが、ピンポイントに投稿を検索する際に役立ちます

企業アカウントとしても、企業の商品やサービスに関心のあるユーザーにピンポイントにアピールすることが可能。

ターゲットに確実にアピールすることで、より熱意のあるフォロワーや購買意欲の高いユーザーをファンにすることができます。

ハッシュタグはたくさんつけると効果的ですが、インスタグラムは1投稿に30個までしかつけることができないので注意しましょう。

また人気だからといって、投稿と全く関係のないハッシュタグをつけるのはイメージダウンに繋がるのでやめましょう。

ハッシュタグはアカウントのジャンルによって様々です。

ジャンル別に人気のハッシュタグを以下にまとめました。

ファッション系#ファッション
#お洒落さんと繋がりたい
#おしゃれさんと繋がりたい
#おしゃれ
#今日のコーデ
ママ系#親バカ部
#ママリ
#男の子ママ
#赤ちゃん
#男の子
動物系#猫
#ねこ
#犬
#いぬすたぐらむ
#トイプードル
日常系#可愛い
#旅行
#花
#海
#ありがとう
写真系#写真好きな人と繋がりたい
#ファインダー越しの私の世界
#写真
#カメラ好きな人と繋がりたい
#写真撮ってる人と繋がりたい
美容系#ネイル
#ジェルネイル
#ダイエット
#美容室
#美容
食べ物系#ランチ
#カフェ
#おうちごはん
#ラーメン
#お弁当

実際にインスタグラムでハッシュタグ検索をしてみて、他のアカウントではどんなハッシュタグをつけているのか参考にしてみましょう。

【個人アカウント】instagramの暗黙のルール

企業アカウント向けの暗黙のルールを紹介しましたが、個人アカウントの暗黙のルールはどのようなものなのでしょうか?

個人アカウントの暗黙のルールは、主に以下の通りです。

  • プロフィールはしっかり書く
  • 知り合いはフォロバする
  • 無言フォローに気をつける
  • 誹謗中傷はNG
  • 親しい友達機能も活用する
  • フォロワーの投稿には反応する

それぞれのルールについて、詳しく解説します。

プロフィールはしっかり書く

インスタグラムでアカウントを作成すると、自分のアカウントページが作成されます。

アカウントページには今までのフィード投稿や、ストーリーズハイライト、フォロー・フォロワー数などが表示されます。

またアカウントページには「自己紹介文」を作成することも可能です。

自己紹介文には、自分のことを書いたり、何も書かなかったりなど、基本的には自由。

しかし特にこだわりがなければ、自己紹介文は基本的に自分のプロフィールを書くようにしましょう

自己紹介文にプロフィールがなければ、せっかく他のユーザーをフォローしてもフォローされたユーザーに「誰なのかわからない」と混乱させてしまう可能性があります。

そのため、出来るだけ自己紹介文で簡潔に自分であることを記載しておくようにすると、他のユーザーにも親切です。

しかしあまりにも書きすぎると特定されてしまう可能性があるので、特定されない程度に記載するようにしましょう。

知り合いはフォロバする

個人アカウントを行う際には、知り合いは基本的にフォロー返しするのが暗黙のルール。

フォローされているのにフォローを返さないと、相手に「避けられている」「嫌われているのかな」と不安にさせてしまう可能性があります

また日常生活で関わりのある相手である場合は、フォローを返さないことで関係性がギクシャクしてしまうことも。

そのような事態を避けるためにも、知り合いにフォローされたら出来るだけフォローを返すのがおすすめ。

もし知り合いとインスタグラムで繋がりたくないのであれば、アカウント名や自己紹介文で自分とはわからないようにしましょう。

また非公開アカウントに設定して、投稿が見られないようにするのもおすすめです。

無言フォローに気をつける

無言フォローとは、DMなどで事前の挨拶なしにフォローを行うことです。

インスタグラムでは、無言フォローをしても気にしない人と、気にする人がいるので臨機応変に対応する必要があります。

しかし基本的に芸能人や著名人、インフルエンサーなどフォロワーが多いアカウントでは、フォロー前の挨拶は不要です。

フォローが多いアカウントでは、毎日たくさんのユーザーがフォローをしているので、いちいち挨拶をされたら反対に迷惑になる可能性があります。

しかし中には無言フォローをしない方が良い場面もあるので注意しましょう。

例えば、年配の方、先輩や上司などをフォローする際にはフォローの前に挨拶をするのがおすすめです。

DMなどで自己紹介と「フォローさせていただきます」とメッセージを送りましょう。

また非公開アカウントで、アカウントページを見ても自分だと気付かれにくい場合も、フォロー前に挨拶をするのがおすすめです。

誹謗中傷はNG

インスタグラムだけではなくどのSNSにも当てはまることですが、誹謗中傷などの行為はNGです。

個人のアカウントだからといって、気に入らない相手のアカウントに悪口を送ったり、批判したりすることはやめましょう。

いくら非公開アカウントであっても、誹謗中傷が行きすぎてしまうと情報開示され、特定される可能性があります。

また軽犯罪法などに引っかかり罰金などのペナルティーを課せられることもあるので、注意しましょう。

親しい友達機能も活用する

インスタグラムを利用する際には、出来るだけトラブルを避けたいがためにフォローを返したり、フォローを承認したりすることが多々あります。

しかし中にはプライベートな投稿を見られたくない、と思うユーザーもいるでしょう。

特にフォロワーが増えると、知り合いでなくてもフォローされる機会が増えます。

すると、知り合いでないユーザーに写真を見られることに抵抗を感じることもありますよね。

そのような場合は、インスタグラムの「親しい友達」機能を利用するのがおすすめです。

親しい友達機能とは、自分が選択したユーザーのみに投稿を見せられる機能で、親しい友達に選択されなかったユーザーは投稿されたことさえも知れません

親しい友達を活用することによって、よりプライベートを守りながらインスタグラムを楽しめます。

しかし親しい友達機能は、ストーリーの投稿にしか利用できないので注意しましょう。

Instagram企業アカウントのリスク

インスタグラムで企業アカウントを運用することには、認知度や売り上げ、契約数がアップするなど様々なメリットがあります。

しかしインスタグラムで企業アカウントを運用することにはいくつかのリスクがあるので注意が必要です。

  • マイナス意見
  • 情報の漏洩
  • 炎上する可能性
  • 投稿頻度によるイメージダウン
  • 写真の無断転載

それぞれのリスクについて、詳しく解説します。

マイナス意見

インスタグラムのアカウントを運営していると、様々な意見が集まります。

たくさんのユーザーが見ているインスタグラムだからこそ、マイナスな意見があるのは確か。

しかしマイナスな意見は、それだけアカウントが注目を浴びているということです。

ポジティブな意見がマイナスな意見を大きく上回っているのであれば、そこまで気にする必要はないでしょう

しかしマイナスな意見がポジティブな意見を上回っている場合は、アカウントの内容に問題があるので注意が必要です。

マイナスな意見は、できるだけ反応をしないことで自然に鎮火する場合がほとんど。

しかし中にはコメント欄で揉め事に発展するなど、思わぬ炎上になってしまうこともあります。

コメント欄の治安が悪いと、興味を持ってくれた新規ユーザーにも敬遠されてしまうなど様々なデメリットが生じます。

そのような場合は、インスタグラムのプライバシー機能を利用するのがおすすめ

インスタグラムでは「アカウントの制限」もしくは「ブロック」を利用しましょう。

「アカウントの制限」は、特定のアカウントのコメントを非表示にする機能です。

制限されたアカウントは変わらず投稿にコメントをすることができますが、自分以外のアカウントには表示されません。

そのため、どうしてもコメント内容を見たくないアカウントがあれば「アカウントの制限」がおすすめです。

ブロックは、特定のアカウントを完全にシャットアウトする機能です。

ブロックをされたアカウントは、すべての投稿が見られなくなるほか、アカウントページにもアクセスができなくなります。

そのため「いいね」を押すこともコメントを送ることも不可能です。

アカウント制限以上に相手を拒否したいのであれば、ブロックの利用がおすすめです。

情報の漏洩

インスタグラムは多くの人が利用するからこそ、個人情報の漏洩には十分に注意を払いましょう。

特に企業アカウントでは、社員の個人情報を守るためにもより一層の注意をすることはとても重要。

投稿に個人情報が写り込んでしまうなど、特に映り込みで個人情報が漏洩してしまうことがよくあります

デジタルタトゥーという言葉もあるほど、一度漏洩してしまったものは消えることは難しいのが事実。

そのため、投稿をする前には写真・動画に問題がないかを何重にもチェックするのがおすすめです。

炎上する可能性

インスタグラムを利用している時点で、誰しも炎上をしてしまうリスクはあります。

しかし、個人のアカウントよりも企業アカウントの方が圧倒的に炎上をする可能性が高いのも確かです。

それは企業だからこそ、倫理観が強く求められるから。

企業アカウントが炎上する原因としては、不適切な投稿や内容を投稿してしまうことが最も多いでしょう。

トレンドの内容を投稿するなど、タイムラインに自分たちの投稿を表示させたいがために軽はずみな行動をするのは危険です。

投稿をする際には「不適切ではないか」「不快な思いをする人はいないか」など、様々なユーザーへの配慮を忘れないようにしましょう。

また企業アカウントを運営している社員が、プライベートアカウントと間違って企業アカウントの投稿を行ってしまうことも

企業アカウントはできるだけ頻繁にログアウトする、会社用の携帯を用意するなど、誤爆をしないように様々な工夫を行うのがおすすめです。

投稿頻度によるイメージダウン

インスタグラムでアカウントの運営を行うのであれば、中途半端な運用はご法度。

アカウントを作成したのであれば、精一杯行うことが大切です。

特に、投稿頻度には細心の注意を払いましょう。

実はアカウントの投稿頻度は、低くても高くてもイメージダウンに繋がりかねないので注意が必要です。

投稿の頻度が低いとフォロワーが増えにくい点に加え、ユーザーに「管理不足」「やる気がない」などと思われマイナスな印象を抱かれてしまいます。

そのため、いくら本業が忙しくても投稿頻度が低くならないことが大切です。

また投稿頻度が高くても、イメージダウンに繋がる場合もあるので注意しましょう。

投稿頻度が高いと何度も投稿が表示されるため、ユーザーに「しつこい」と思われてしまいます。

投稿頻度の理想としては、2日〜3日に1回ほど

アカウント運用をする際には、投稿頻度に気をつけるようにしましょう。

写真の無断転載

インスタグラムに投稿した写真・動画は、無断転載をされる可能性があるので注意しましょう。

写真の無断転載は、インスタグラムに限らずSNSに写真を投稿した際には必ず伴うリスクです。

投稿する写真が素敵であればあるほど、許可なしで第三者に利用されるケースも多々あるので、アカウントを運用する際には念頭に置いておきましょう

無断転載防止のために「転載禁止」と明記しておくのも一つの手です。

しかし「転載禁止」と記載していても、守らずに無断転載を行うユーザーも存在します。

そのため、無断転載されたくない写真・動画は投稿するのをやめましょう。

Instagram企業アカウントを運用するメリットとは?

企業アカウントの様々なリスクを紹介しましたが、反対にどのようなメリットがあるのでしょうか?

インスタグラムで企業アカウントを運用するメリットは、主に以下の通りです。

  • 企業やブランドの認知度アップ
  • ファンと交流ができる
  • サイトアクセス数や売り上げを見込める

それぞれのメリットを、詳しく解説します。

企業やブランドの認知度アップ

インスタグラムのアカウントを運用することによって、何もアカウントを運用していない状態と比べると認知度が確実にアップすることは間違いありません

企業やブランドの認知度がアップすることによって、新規顧客を獲得しやすくなるのでとても大切です。

商品の購入やサービスを受けるときに、名前を知らない企業やブランドよりも知っている企業やブランドの方が選びやすくなります。

また「知名度がある」という点は、顧客にとって大きな安心材料になるのもメリット。

インスタグラムのアカウントを運用し、出来るだけたくさんの人々の目に触れるようにすることによって、認知度を向上させることができます。

ファンと交流ができる

インスタグラムでは様々な機能があるので、ファンと気軽に交流できるのもメリットです。

コメントやDMを受け取ることができたり、「いいね」や保存数などを見たりすることで、ファンの反応をダイレクトに受け取ることができます。

またインスタグラムでは、ストーリーを活用するのも一つの手。

ストーリーでは質問を集められるスタンプや、クイズを出題できるスタンプを利用することができます。

そのため、気軽にフォロワーからの質問を集めたり、意見を聞いたりすることが可能です。

インスタグラムにはインスタライブと呼ばれる、ライブ配信機能もあるので、リアルタイムでファンの声を聞くこともできます。

リアルなファンの意見を聞くことで、ニーズを把握することができたり、ファンをつなぎとめられたりするのも、大きなメリットです。

サイトアクセス数や売り上げを見込める

インスタグラムからサイトへのアクセスや売り上げのアップも、期待できます

ブログや公式サイトを運営していたり、商品を販売していたりする場合は、インスタグラムから上手く誘導することができます。

アカウントページにサイトのURLを張ったり、テキストに「詳しくは公式サイトへ」と記載したりするだけで、確実にアクセス数は上がります。

またインスタグラムにはショップ機能があり、インスタグラムから商品の写真、値段、公式サイトのURLをチェックすることができます。