インスタグラムは、2017年に流行をしてから現在に至るまで、主要のSNSとして多くの人々から人気を集めてきました。
また現在は、プライベートで利用するだけではなく、PRや集客のために企業がアカウントを運用することもあります。
これからますます活躍が期待できるインスタグラムですが、そもそもインスタグラムとはどのようなSNSなのでしょうか?
初心者の方に向けて、簡単にインスタグラムについて解説します。
Instagramってそもそも何?
インスタグラムとは、どのようなアプリなのでしょうか?
インスタグラムの概念を、以下の3つの観点から解説します。
- Instagramの名前の由来
- Instagramの歴史
- Instagramの特徴
Instagramの名前の由来
そもそも「Instagram」とは、どのような意味なのでしょうか?
「Instagram」とは、「instant(インスタント)」と「Telegram(テレグラム)」を掛け合わせた造語です。
「instant」と「Telegram」の意味は、以下の通りです。
- Instant :瞬間、瞬時、その場で
- Telegram :電報、電信
つまり「Instagram」は、「その場ですぐに発信できる電報のようなサービス」という意味が込められています。
その場で撮った写真・動画を、すぐに投稿することができ、気軽に世界中に情報を発信することができます。
特に写真・動画をメインに投稿するSNSにすることで、「瞬間」を切り取って情報を発信・共有できる、という面が特徴的です。
Instagramの歴史
2023年9月現在、インスタグラムは世界中で主要のSNSとして知られています。
しかし、インスタグラムが主要のSNSとして認知されるようになったのも、実は最近のこと。
それでは、インスタグラムはどのようにサービスを展開し、どのように人気を集めていったのでしょうか?
インスタグラムの主な歴史は、以下の通りです。
2010年6月 | AppStoreにてリリース 12月までに100万ユーザーを獲得。 |
2011年1月 | ハッシュタグ機能を追加 |
2013年2月 | 月間アクティブユーザー数が1億人 |
2013年6月 | 動画機能が追加 |
2014年2月 | 日本語版インスタグラムがスタート |
2014年2月 | Twitterの月間アクティブユーザー数を追い越す |
2016年1月 | 日本でインスタグラムが浸透 |
2016年5月 | クリエイターアカウント機能が導入 |
2016年8月 | ストーリーズ機能が追加 |
2017年12月 | 「インスタ映え」が流行語大賞に。 日本でインスタグラムが流行 |
2020年8月 | リール機能を追加 |
インスタグラムが初めてリリースされたのは、2010年6月で、約13年前のことでした。
FacebookやTwitterなどのSNSが人々に浸透するにつれて、インスタグラムの人気も上がっていきます。
リリースして1年後には、インスタグラムの大きな特徴とも言える「ハッシュタグ機能」の導入。
2013年には月刊アクティブユーザーが1億人を突破し、立派な人気SNSへと成長します。
現在のインスタグラムでは写真・動画を投稿できることは当たり前ですが、もともとインスタグラムは写真しか投稿することはできず、後で動画を投稿できる機能が追加されました。
日本語版インスタグラムがスタートしたのは、2014年のこと。
その後、スマートフォンの普及や海外のSNSのトレンドの流れから、日本でも少しずつインスタグラムを利用し始める人が増えます。
日本でインスタグラムが浸透したのは2016年、「インスタ映え」が流行語大賞になるなど大流行をしたのは2017年のことでした。
その後もTikTokのようなショート動画のSNSが流行したことから、インスタグラムでもショート動画を投稿できる「リール機能」を追加。
インスタグラム上でビジネスを行うユーザーや、インスタグラムから商品をチェックするユーザーに向けたショッピング機能を導入するなど、今現在も様々な進化を続けています。
そんなインスタグラムの利用者数は、以下の通りです。
2014年 | 400万人 |
2015年 | 810万人 |
2016年 | 1200万人 |
2017年 | 2000万人 |
2018年 | 2900万人 |
2019年 | 3300万人 |
2020年 | 3400万人 |
日本版インスタグラムのリリースが始まったのは、2014年。
最初の利用者は400万人だったにもかかわらず、2015年で810万人、2016年で1200万人に突破するなど、2倍、3倍と利用者数を順調に増やし続けました。
「インスタ映え」が流行語大賞を受賞した2017年には、利用者数は2000万人を突破。
その後も順調に増え続け、2020年には3400万人ものユーザーが利用していると言われています。
他のSNSの利用者数と、インスタグラムの利用者数のランキングは、以下の通りです。
- LINE:9,200万人
- Twitter:4,500万人
- インスタグラム:3,400万人
- Facebook:2,600万人
- TikTok:950万人
SNSの利用者数で最も多いのが、老若男女問わず利用することができるメッセージツール・LINEです。
LINEは、写真や文章を投稿するSNSというよりかは、メッセージのやり取りに利用することが多いSNSです。
LINEの次に利用者数が多いのがTwitterで、利用者数は4,500万人。
Twitterが初めてリリースされたのは2006年で、インスタグラムより4年早く、約17年もの歴史を誇っています。
しかし、Twitterとインスタグラムの利用者数の差は1,100万人なので、今後インスタグラムがTwitterを追い抜く日も近いのかもしれません。
インスタグラムの下位には、FacebookとTikTokが続きます。
中でもTikTokは近年、急速に人気を集めている大注目のSNSです。
今後、TikTokがインスタグラムを抜かすのが、インスタグラムが首位を守り続けるのか、注目が集まっています。
Instagramの特徴
インスタグラムが大人気のSNSであることを、歴史や利用者数を用いて紹介しました。
それでは、具体的にインスタグラムのどのような点が人気を集めているのでしょうか?
インスタグラムが人気を集めたとされる、インスタグラムならではの特徴を以下にまとめました。
- 写真・動画が投稿する際に欠かせない
- 写真・動画で情報を発信・収集するビジュアル重視
- 様々な投稿方法で多様にアプローチできる
まず、他のSNSとの大きな違いは「登校時に写真・動画が不可欠である」という点です。
Twitterは基本的にテキストのみの投稿が可能で、必要があれば写真や動画を付与することができ、他のSNSも同様のパターンが多いです。
しかしインスタグラムは、写真・動画を最重要としているので、投稿時には必ず写真・動画の用意が必要になります。
テキストのみの投稿は、インスタグラムではすることができません。
また「必ず写真・動画が必要になる」SNSだからこそ、注目を集めるかどうかは「ビジュアル」にかかっているのも大きな特徴です。
インスタグラムでメインである写真・動画のビジュアルがどのように華やかか、どのようにインパクトがあるか、で「いいね」数やフォロワー数が変わって来るでしょう。
またビジュアル重視であるため、言語が違う海外の方でも積極的に交流することができます。
さらにインスタグラムでは、4種類もの投稿方法があり、投稿したい写真・動画によって投稿方法を選ぶことが可能です。
インスタグラムの主な投稿の種類を以下にまとめました。
投稿の種類 | 特徴 |
---|---|
フィード投稿 | ・タイムラインに流れる ・アカウントページに表示される |
ストーリー | ・24時間限定で公開される ・動くスタンプや質問など豊富な加工が可能 |
リール | ・動画のみ投稿ができる ・15秒〜90秒までの制限あり |
インスタライブ | ・ライブ配信の機能 ・視聴者はコメントやハートが送れる |
フィード投稿はインスタグラムでの一番オーソドックスな投稿方法で、ストーリーは24時間限定で公開され、24時間が経過すると自動的に非表示になる投稿方法です。
リール投稿はショート動画のみを投稿できる場所で、インスタライブはインスタグラム上で行えるライブ配信のこと。
インスタグラムでは、上記の4種類の投稿方法を選ぶことができるので、よりオリジナリティーと個性を発揮することができるでしょう。
またインスタグラムを閲覧する際にも、4種類の投稿を閲覧できるため、インスタグラムに飽きることがありません。
Instagramと他SNSとの相違点
それでは、具体的にインスタグラムと他のSNSには、どのような違いがあるのでしょうか?
インスタグラムでなければできない点や、特徴はどのようなものなのでしょうか?
実際に、以下のSNSとインスタグラムとの相違点を比べてみましょう。
- ブログ
上記のSNSと、インスタグラムの違いは、主に以下の通りです。
インスタグラム | ブログ | |||
自由な装飾 | △ | ○ | × | × |
写真・動画の制限の有無 | ○ | × | ○ | ○ |
拡散機能 | × | × | ○ | × |
匿名性 | ○ | ○ | ○ | × |
それぞれの相違点を、以下で詳しく解説します。
Instagramとブログ
インスタグラムとブログの相違点は「自由な装飾が可能かどうか」という点です。
基本的にブログでは、自分の好きなようにページをアレンジすることができます。
フォントの大きさや、テキストの色を変えたり、絵文字を好きに追加したり、好きなタイミングで写真を表示させたりすることが可能です。
その分、ブログでは自分の世界観やオリジナリティーなどを発揮しやすいSNSと言えるでしょう。
一方インスタグラムでは、4種類の投稿方法があるものの、基本的にテキスト数や投稿ができる写真・動画数に制限があります。
テキストの文字を変更したり、大きさを変えたりすることはできません。
しかし、投稿方法によってアレンジできる具合は異なります。
特にストーリーやリール投稿では、フォントを変えたり、文字の色や大きさを変えたり、絵文字を自由に追加したり、フィルターをかけたりなど、豊富な加工を行えます。
InstagramとTwitter
インスタグラムとTwitterの違いは「拡散機能があるかどうか」という点です。
Twitterには主に「リツイート」や「引用リツイート」と呼ばれる、拡散機能があります。
「リツイート」は、他ユーザーの投稿をそのまま自分のタイムラインに流すことで、自分のフォロワーにもそのツイートを見てもらうことができます。
「引用リツイート」は、他ユーザーのツイートを引用して自分のコメントと一緒に投稿ができる機能のこと。
リツイートしたい投稿に、自分のコメントを付け加えたい場合にとても便利です。
Twitterでは「リツイート」や「引用リツイート」があることによって、もともとフォロワーが少なくても、たった一つのツイートで「バズる」ことができます。
そのため、コツコツとしたアカウント運用よりは、センスのあるツイートを投稿することが重要です。
しかしインスタグラムでは拡散機能がなく「バズる」という感覚はあまりありません。
インスタグラムでフォロワーを増やすためのメカニズムは、以下の通りです。
- 投稿をアップし、フォロワーから多くの「いいね」やコメント、保存数を獲得する
- 多くのリアクションを獲得した投稿は、インスタグラムから「有益な投稿だ」と判断される
- フォローしているアカウント以外の投稿が見られる「発見タブ」で、投稿が表示されるようになる
- 多くのフォロワー以外のユーザーの目に触れることで、フォローしてくれるユーザーが増える
インスタグラムでは、まずはフォロワーからたくさんのリアクションを集めることが重要です。
そのためコツコツとしたアカウント運用を行い、フォロワーを逃さないようにすることが、フォロワーを増やすためのコツです。
InstagramとFacebook
インスタグラムとFacebookの相違点は「匿名性があるかどうか」という点です。
Facebookでは、リアルに付き合いのあるユーザーとの交流を前提に作られたSNS。
そのため、本名での登録は必要で、アカウントは「自分であること」をきちんとアピールする必要があります。
しかしインスタグラムは本名でアカウントを利用する必要はありません。
ニックネームをはじめ、自分に何も由来しない名前であっても、アカウントを作成することができます。
そのため、リアルな知り合いや友達と繋がるだけではなく、友達には言えない趣味や、誰にもこぼせない愚痴などもインスタグラムで発信することが可能です。
また、インスタグラムではアカウントを複数個作成することができ、同時に5つまでのアカウントにログインできます。
そのため「リア垢」「趣味垢」「愚痴垢」など、アカウントを用途によって使い分けることができるのもインスタグラムの特徴です。
Instagramを利用するメリットとは?
インスタグラムと他SNSの相違点を、それぞれ詳しく紹介しました。
それでは、実際にインスタグラムを利用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
また、インスタグラムを利用している人は、なぜ利用しているのでしょうか?
インスタグラムを利用することのメリットは、主に以下の通りです。
- 【個人】情報収取ができる
- 【個人】写真が動画で気軽に投稿できる
- 【個人】写真・動画の加工を楽しめる
- 【個人】買い物が行える
- 【企業】PRが行える
- 【企業】知名度や売り上げアップ
プライベートで利用している場合のメリットは「個人」、企業でアカウントを運営している場合は「企業」と分類しています。
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
【個人】情報収集ができる
インスタグラムはソーシャル・ネット・ワークですので、情報収集が行えます。
特に現代では、約3,400万人ものユーザーがインスタグラムを利用しているので、より多くの情報を取集することができるでしょう。
中でもインスタグラムは「ハッシュタグ」と呼ばれる、検索機能があります。
ハッシュタグとは「#」とキーワードを合わせて投稿に付与する機能のこと。
ハッシュタグをつけて投稿をすることで、そのキーワードに興味のあるユーザーがピンポイントで投稿を検索することができます。
アカウントとしても、より自分のアカウントのジャンルに興味を持っているユーザーに投稿を見てもらった方が、「いいね」などのリアクション数の増加や、フォロワー増加が期待できます。
またフォロワーを増やすことが目的でなく、「趣味垢」など特定のジャンルに関連するアカウントであれば、同じ趣味を持つユーザーと出逢いやすくなったり、交流がしやすくなったりするでしょう。
インスタグラムではハッシュタグを使って検索をすることで、自分の知りたい投稿をピンポイントで知れるのでとても便利。
さらにハッシュタグは1つの投稿に複数個つけることができるため、他の関連するハッシュタグから、よりそのジャンルについての情報を深く知ることができます。
また、インスタグラムは投稿をする際に写真・動画が必要不可欠な、ビジュアル重視のSNSです。
文字が主流なTwitterやブログに比べて、写真・動画から視覚的に情報を収集することに特化しています。
そのため、文字を読む労力を消費することなく、簡単に情報を収集できるのもインスタグラムの嬉しいポイント。
完全に友達とのコミュニケーションのために利用している場合でも、なかなか会えない友達の近状を簡単にすることができます。
好きな芸能人・著名人がいる場合も、その芸能人・著名人のアカウントを見たいから、という理由でインスタグラムを利用するユーザーも多くいるようです。
【個人】写真が動画で気軽に投稿できる
文章を書くことが苦手だったり、センスのあることが言えなかったりする場合でも、インスタグラムは写真・動画がメインなので気軽に投稿することができるでしょう。
特にTwitterなどは、文章力が優れているユーザーの投稿が注目されやすいという傾向があります。
またバズるために「ウケ」を狙った投稿をすると、逆効果になってしまう可能性も。
そのため「バズりたい」と思っていながら、リスクを恐れてなかなか行動に起こせない方も多いでしょう。
しかしインスタグラムでは文章力は必要がなく、重要なのは写真や動画です。
また写真や動画はウケを狙ったものである必要はなく、綺麗なものや、ノスタルジックなもの、おしゃれなもの、インパクトのあるものなど、何でも投稿することができます。
そのため、写真や動画さえあれば簡単に投稿をすることができ、投稿に関してハードルが高いのもインスタグラムを利用するメリットです。
【個人】写真・動画の加工を楽しめる
インスタグラムでは、写真・動画がメインのSNSなので、写真・動画の加工ができる機能も多くあります。
投稿をする前に、フィルターを選べたり、テキストを挿入できたり、動画の速度を変えたり、他の写真・動画を挿入したりなど、バラエティー豊かな加工機能もインスタグラムの楽しみ方の一つです。
特にストーリーズやリール投稿では、豊富な加工を楽しむことができます。
ストーリーズで利用できる加工方法は、以下の通りです。
- フィルター
- テキスト入れ
- メンション
- GIFスタンプ
- 質問
- レイアウト
- ハッシュタグ
- 位置情報
- BGM
- インスタライブ
- リール
リール投稿で利用できる加工方法は、以下の通りです。
リール撮影画面の加工・編集ボタンの内容は以下の通りです。
1.音源 | リールに音楽を追加したい場合にBGMを選択 |
2.エフェクト | カメラのフィルターを選ぶことができる |
3.お題 | 他のユーザーの出したお題に沿って動画を撮ることが可能 |
4.長さ | 動画の長さを15秒・30秒・60秒・90秒のどれかに決める |
5.速度 | 動画をスローモーションや倍速にする |
6.レイアウト | 動画の画面を何分割かにできる |
7.タイマー | これから撮影する動画にタイマーを設定できる |
8.デュアル | 背面と前面の両方のカメラで撮影 |
9.ジェスチャーコントロール | 手を上げ下げすることで撮影スタート・終了をコントロールできる |
基本的にリール投稿では、動画に関する加工を行えます。
写真の加工を行いたいのであれば、ストーリーの加工を利用しましょう。
【個人】買い物が行える
インスタグラムでは、多くの企業がアカウントを運用し商品のPRを行なっています。
またインスタグラムは写真・動画の投稿がメインであるために、文章よりも明確に商品の写真を見ることができます。
そのため、インスタグラムで商品の写真を見ることで、実際に商品が欲しくなることもしばしば。
しかしインスタグラムのアカウントや投稿から、わざわざGoogleなどの検索ツールでブランド名を検索し商品を探すのはかなりの手間がかかります。
本当は欲しいと思いながら、その手間によってハードルが高くなって、実際の購入までには至らない、というも多々あります。
インスタグラムでは、インスタグラムから購入に繋げられるように「ショッピング機能」という機能があります。
商品をインスタグラムに投稿をする際に、ショッピング機能と商品を紐づけます。
ショッピング機能の商品ページでは、商品名、値段、商品サイズや商品の詳細、商品が購入できるサイトのURLが表示されます。
ユーザーが気軽に商品の情報をインスタグラムからチェックでき、購入ができるサイトにもすぐに移動することができます。
そのため、インスタグラムから気になった商品を気軽に購入することが可能です。
理想のものをお店を見て回って探したり、通販サイトから何度も検索して探したりする必要なく、本当に気に入ったものを簡単に買うことができるでしょう。
【企業】PRが行える
インスタグラムで企業アカウントを運用することのメリットは、「PR活動」や「ブランディング」が行えるという点です。
投稿で商品の写真をアップしたり、キャンペーンの情報や新商品の情報をアップしたりすることで、より多くの方に情報を届けることができます。
フィード投稿でハッシュタグをつけて投稿をすることで、そのジャンルに興味・関心の高いユーザーを惹きつけることが可能です。
またインスタグラムに投稿をする際には「おしゃれな写真でないといけない」と思われがちですが、他の投稿方法を利用することで様々な写真を投稿することができます。
フィード投稿は、自ら非公開にしない限りアカウントページに表示されるので、基本的にフィード投稿はビジュアルにこだわることが大切です。
しかし24時間限定で公開され、アイコンをタップするまでどのような写真・動画なのかがわからないストーリーであれば、インスタ映えしない写真・動画であっても気軽に投稿することができます。
そのため、商品が出来上がるまでの過程を紹介したり、スタッフの和気藹々とした雰囲気を紹介したりなど、様々な写真・動画を投稿可能です。
インスタグラムは全ての機能を無料で利用することができるので、宣伝費用が一切かからないのも嬉しいポイントです。
【企業】知名度や売り上げアップ
インスタグラムでアカウントを運用することによって、実際に売上がアップするなどの効果があります。
そのため、インスタグラムでアカウントを運営しないよりは、ブランドやお店の知名度を上げることができるでしょう。
基本的にインスタグラムでは拡散機能がないので、フォロワーに多くのリアクションを獲得する、コツコツとしたアカウント運用が必要になります。
コツコツとアカウントを運用していくと、フォロワーの獲得や、閲覧数の増加が期待でき、多くのユーザーに認知される機会に恵まれるでしょう。
知名度がアップすることで、今後同じジャンルの商品やサービスを購入する際に、知名度があることでより選ばれやすくなります。
特にインスタグラム上で、良い印象を持ってくれていれば、自分の商品やサービスを選んでくれる可能性が高まるでしょう。
そのため、知名度がアップすることで売上のアップが期待できます。
Instagramを利用するデメリットは?
インスタグラムを利用するメリットについて、紹介しました。
しかし反対に、インスタグラムを利用するデメリットはどのようなものなのでしょうか?
インスタグラムを利用することのデメリットを、個人アカウント・企業アカウントでそれぞれまとめました。
- 【個人】特定される危険性がある
- 【個人】インスタ映えに疲れることも
- 【個人】トラブルが発生移する可能性
- 【企業】拡散機能がない
- 【企業】SNS業務が増える
- 【企業】向いているジャンルがある
それぞれのデメリットを詳しく解説します。
【個人】特定される危険性がある
インスタグラムに限らず、ほとんどのSNSで挙げられるデメリットですが、アカウントから個人が特定されるリスクがあるので注意しましょう。
特にインスタグラムでは、写真・動画がメインであるがために、思わぬところで個人情報が映り込んでしまう、という事態もあり得ます。
書類や名前が入っているものが写り込んでいたり、動画に本名や個人情報がバレる音声が紛れ込んだりする可能性があります。
また、近所でばかり写真を撮ったり、通っている学校や会社で写真を撮ったりすると、生活圏や学校・会社がバレてしまうので注意が必要です。
写真・動画を投稿する前には、必ず写真・動画の隅々、音声をきっちりとチェックするようにしましょう。
インスタグラムでは、第三者に勝手にアカウントを見られてしまう、という事態も多々あります。
どうしても第三者に見られたくないのであれば、自分が承認したユーザー以外投稿が見られない「非公開アカウント」設定をするのがおすすめです。
【個人】インスタ映えに疲れることも
インスタグラムでは「インスタ映え」が2017年に流行語大賞を受賞するほど、おしゃれでキラキラした写真が主流というイメージがあります。
今ではインスタ映えをするような写真・動画でなくても、ユニークであったり、派手でインパクトがあったり、シンプルであったりするするものでも受け入れてもらえるようになりました。
しかし今でもインスタグラムでは「インスタ映え」と呼ばれるような、おしゃれでキラキラとした写真・動画は根強い人気があります。
そのため、インスタグラムには多くのインスタ映え写真が投稿されているため、インスタを利用していくうちにそのような写真に疲れてしまうことも。
また友達や知り合いの充実した写真を見ることで、劣等感を抱いてしまうこともあるので注意しましょう。
インスタグラムは適度な距離感を保って利用することが大切です。
【個人】トラブルが発生移する可能性
リアルでの人間関係に加えて、インスタグラム内でも新しい人間関係ができるため、トラブルが発生する可能性があります。
これは、インスタグラムだけでのつながりがある場合だけではなく、実際の友達や知り合いと繋がっている場合でも当てはまります。
インスタグラムでのメッセージで返信がこない、特定の相手をシャットアウトするブロック機能を使われた、などの様々なトラブルが想定されます。
「いいね」をしたのに「いいね」を返してくれない、などの思わぬところからトラブルが派生する可能性もあるので注意しましょう。
【企業】拡散機能がない
インスタグラムにはTwitterのリツイートのような、拡散機能がないので「バズる」という感覚はあまりありません。
そのため、フォロワーが少なくても一つの投稿で広く認知されることになるなどの人気の集め方はないので注意しましょう。
特に企業アカウントでは、フォロワー数がアカウントの価値を決める重要な数値になりますが、インスタグラムではバズることが難しいので、コツコツとしたアカウント運用が必要になります。
そのため、短期的にフォロワーを増やすことはできず、長期的な運用を前提として行うようにしましょう。
【企業】SNS業務が増える
インスタグラムのアカウントを運用することによって、SNSに関する業務が増えるので注意しましょう。
ますSNSに関する業務としては、主に以下の通りです。
- アカウントページの編集
- 写真、動画の撮影
- 文章の作成、ハッシュタグ選出
- DMやコメントの返信
ユーザーがフォロワーになってもらうために重要な要素となるアカウントページの編集を始め、投稿用の写真・動画の撮影、文章の作成、ハッシュタグの選出など、投稿をアップするまでの業務があります。
また、インスタグラムでは定期的な投稿が必要になるので、投稿頻度に気をつけて新しい投稿を作成し続ける必要があります。
さらにインスタグラムのアカウントを運用していると、DMやコメントが寄せられるようになります。
DMやコメントに丁寧に返信することによって、アカウントの好感度が上がったり、購入を迷っているユーザーが購入に踏み込めるきっかけになったりします。
そのため、できるだけDMやコメントを返信をすることが大切ですが、返信にかかなりの時間がかかるので注意しましょう。
【企業】向いているジャンルがある
インスタグラムは、3,400万人が利用している大人気のSNSですが、利用ユーザーに偏りがあります。
そのため、ターゲット層がインスタグラムに適していないと、インスタグラムのアカウントを作成してもあまり効果が見込めないので注意しましょう。
インスタグラムでは、主に20代〜30代が主なターゲットでシニア層には届かないのがデメリットです。
全体 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 男性 | 女性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LINE | 92.5% | 92.2% | 98.1% | 96% | 96.6% | 90. 2% | 82.6% | 89.7% | 95.3% |
46.2% | 67.4% | 78.6% | 57.9% | 44.8% | 34.3% | 14.1% | 46.5% | 45.9% | |
32.6% | 13.5% | 35.3% | 45.7% | 41.4% | 31% | 19.9% | 34.1% | 31% | |
インスタグラム | 48.5% | 72.3% | 78.6% | 57.1% | 50.3% | 38.7% | 13.4% | 42.3% | 54.8% |
LINEは全世代が満遍なく利用しており、Twitterはシニア層になると減少していく傾向がありますが、それでも高い利用率を誇っています。
しかしインスタグラムは、10代・20代の利用率は70パーセント以上を誇っていますが、その他の年代とは最小でも20パーセントほどの違いがあります。
またTwitterでは男女比があまりないのに関わらず、インスタグラムでは女性の利用率が高い傾向があります。
そのためインスタグラムを利用してPR行うのであれば、10代・20代の女性が興味のある内容にすると成功しやすいでしょう。
Instagramを楽しむ方法
インスタグラムでは、具体的にどのような楽しみ方があるのでしょうか?
インスタグラムを楽しむ方法は、具体的に以下の通りです。
- 写真を投稿する方法
- 動画を投稿する方法
- コミュニケーションを取る方法
- 写真・動画を閲覧する方法
それぞれの方法について、詳しく解説します。
写真や動画を投稿する方法
インスタグラムの最もオーソドックスな楽しみ方は、写真や動画を投稿することです。
それでは具体的にどのように投稿すればいいのでしょうか?
インスタグラムを投稿する方法は、投稿方法によって異なります。
- フィード投稿
- リール投稿
- ストーリーズ
- インスタライブ
それぞれの投稿方法を、詳しく解説します。
フィード投稿
フィード投稿をアップする手順は、以下の通りです。
- インスタグラムのアカウントページを開き、プラスマークをタップします。
- 「投稿」を選びます。
- ライブラリが表示されるので、投稿したい写真を選び、「次へ」を選択します。
- キャプションを追加したり、タグづけをしたりなど、投稿に関する様々な要素を付け足していきます。
- 「シェア」をタップすると、投稿が完了します。
複数投稿をしたい場合は、ライブラリが表示された画面で「複数枚を選択」をタップしましょう。
リール投稿
リール投稿をアップする手順は、以下の通りです。
- 右下のアイコンをタップして、アカウントページを開きます。
- 右上の+マークを選択します。
- 「リール」を選びます。
- 今から撮影をする場合は、シャッターボタンを押して撮影を始めます。
リール投稿で利用できる加工・編集機能は、以下の通りです。
1.音源 | リールに音楽を追加したい場合にBGMを選択 |
2.エフェクト | カメラのフィルターを選ぶことができる |
3.お題 | 他のユーザーの出したお題に沿って動画を撮ることが可能 |
4.長さ | 動画の長さを15秒・30秒・60秒・90秒のどれかに決める |
5.速度 | 動画をスローモーションや倍速にする |
6.レイアウト | 動画の画面を何分割かにできる |
7.タイマー | これから撮影する動画にタイマーを設定できる |
8.デュアル | 背面と前面の両方のカメラで撮影 |
9.ジェスチャーコントロール | 手を上げ下げすることで撮影スタート・終了をコントロールできる |
インスタグラムの加工・編集機能を利用することで、ユーザーの目を惹く、インスタ映えする動画を作成することができます。
ストーリーズ
ストーリーズをアップする手順は、以下の通りです。
- インスタグラムを開き、右下のアイコンをタップします。
- 右上の「+」を選択します。
- 「ストーリーズ」を選びます。
- 今から撮影したい場合は、左上の「カメラ」をタップ。下部を左右にスクロールしフィルターを変更したり、左側の編集を選択して撮影方法を決めたりすることができます。
- シャッターボタンをタップすると写真、長押しすると動画が撮影可能です。
- すでに撮った写真・動画を投稿したいのであれば、下にスクロールして投稿したい写真・動画を選択します。
- 右上の4つのボタンから、テキストやフィルター、スタンプなど加工をすることができます。
- 好きに加工をしたら、「ストーリーズ」「親しい友達」のどちらかを選択すると、投稿が完了します。
またストーリーズの投稿は、タイムラインからも行えます。
ストーリーズでは、以下の加工・編集が行えます。
- フィルター
- テキスト入れ
- メンション
- GIFスタンプ
- 質問
- レイアウト
- ハッシュタグ
- 位置情報
- BGM
ストーリーズの加工・編集機能を活用することで、より魅力的なストーリーズを作成することができます。
インスタライブ
インスタライブをアップする手順は、以下の通りです。
- 右下のアイコンをタップして、アカウントページを開きます。
- 右上の+マークを選択します。
- 「ライブ」を選びます。
- 「タイトル」「共有範囲」「日時の指定」は以下の部分で行えます。
- 下部を左右にスワイプさせることで、フィルターを設定することができます。
- 真ん中のシャッターボタンをタップすると、ライブ配信が始まります。
コミュニケーションを取る方法
インスタグラムでは、投稿されている写真・動画にリアクションしてコミュニケーションを取ることができます。
具体的にインスタグラムで利用できるリアクション方法は、以下の通りです。
- いいね
- コメント
- DM(ダイレクトメッセージ)
それぞれの方法を紹介します。
「いいね」を送る方法
フィード投稿を「いいね」する方法は、以下の通りです。
写真・動画の右下に表示されているハートマークをタップすれば完了です。
ストーリーを「いいね」する方法は、以下の通りです。
右下のハートマークをタップします。ハートマークに色がつけば「いいね」が完了します。
インスタライブで「いいね」をする方法は、以下の通りです。
- 「いいね」をしたいインスタライブを開きます。
- 右下に表示されているハートマークをタップします。ハートマークの色が変われば「いいね」が完了です。
DMのメッセージに「いいね」をする方法は、以下の通りです。
- 「いいね」を押したい相手とのDMを開きます。
- 「いいね」を押したいメッセージを長押しします。
- ハートマークをタップします。
メッセージの下部にハートマークが表示されたら、「いいね」が完了しています。
リール投稿に「いいね」をする方法は、以下の通りです。
右側の一番上に表示されているハートマークをタップします。
ハートマークの色が変われば、「いいね」が完了しています。
コメントをする方法
コメントをする方法は以下の通りです。
- コメントをしたい投稿を表示させる
- ハートマークの横の「吹き出しマーク」をタップする
- コメント内容を入力して送信をすれば完了
DMを送る方法
DM(ダイレクトメッセージ)とは、インスタグラム内でメッセージ交換ができる機能です。
コメントとは違い、チェットメンバーのみしかメッセージ内容が見られないのでよりプライベートなやりとりをすることができます。
DMを送る方法は、以下の2通りあります。
- フィールド投稿から送る方法
- プロフィールページから送る方法
フィード投稿から送る方法は、以下の通りです。
左下をタップして、タイムラインを開きます。
右上を選択します。
DMの機能が開くので、DMを送りたい相手を検索し、相手が見つかったらタップします。
DMを送れる画面になるので、「メッセージを入力」からメッセージを入力して送信しましょう。
プロフィールページからDMを送る方法は、以下の通りです。
DMを送りたい相手のプロフィールページを開きます。
「フォロー中」の横にある「メッセージ」をタップします。
DMを送れる画面に移動するので、「メッセージを入力…」からメッセージを入力し、送信して完了です。
写真・動画を閲覧する方法
インスタグラムでは、必ずしも写真・動画を投稿する必要はなく、写真・動画を閲覧するだけでも利用することができます。
インスタグラムは、左下の虫眼鏡マークをタップすれば様々な投稿をチェックすることが可能です。
気になるアカウントがあれば、アカウントページに移動して「フォロー」ボタンをタップしましょう。
フォローをすると、最新の投稿をタイムラインから気軽にチェックすることができます。
Instagramを始める方法
インスタグラムのアカウントの作成には、以下の3つの登録方法があります。
- メールアドレスで作成する手順
- 電話番号で作成する手順
- Facebookアカウントで作成する手順
それぞれの手順を、詳しく解説します。
メールアドレスで作成する手順
- インスタグラムをインストールし、「登録はこちら」をタップします。
- 「電話番号またはメールアドレスで登録」を選択します。
- 「メール」の欄から、メールアドレスを入力します。
- メールフォルダを開き、インスタグラムからのメールから認証コードをインスタグラムに入力します。
- 名前を登録します。
- パスワードを作成します。
- 誕生日を入力します。
- ユーザーネームの設定を行います。
- Facebookや連絡先の連携・同期を行うかどうかを選びます。
- プロフィール写真をライブラリから登録します。後で登録をしたい場合は「スキップ」をタップしましょう。
- おすすめのアカウントが表示されるので、気になったアカウントがあればフォローしましょう。
電話番号で作成する手順
- インスタグラムをインストールし、「登録はこちら」をタップします。
- 「電話番号またはメールアドレスで登録」を選択します。
- 「電話番号」の欄から、メールアドレスを入力します。
- ショートメッセージを開き、インスタグラムからのメールから認証コードを、インスタグラムに入力します。
- 名前を登録します。
- パスワードを作成します。
- 誕生日を入力します。
- ユーザーネームの設定を行います。
- Facebookや連絡先の連携・同期を行うかどうかを選びます。
- プロフィール写真をライブラリから登録します。後で登録をしたい場合は「スキップ」をタップしましょう。
- おすすめのアカウントが表示されるので、気になったアカウントがあればフォローしましょう。
Facebookアカウントで作成する手順
- インスタグラムをインストールし、「登録はこちら」をタップします。
- 「Facebookで登録」から進みます。
- Facebookアカウントのログインを行います。
- 「フルネーム」「ユーザーネーム」「パスワード」を入力し、「次へ」をタップします。
Instagramの用語を理解しよう
インスタグラムには、インスタグラムならではの様々な専門用語があります。
専門用語を理解することによって、よりインスタグラムについて理解を深めることができます。
主にインスタグラムで利用される専用用語は、以下の通りです。
- タイムライン
- ポスト
- ハッシュタグ
- キャプション
- ダイレクトメッセージ、DM
- ハイライト、ストーリーズハイライト
それぞれの専門用語について、詳しく解説します。
タイムライン
ライムラインは、フォローしているアカウントの投稿を見ることができるページのこと。
インスタグラムを開いて、左下のホームボタンをタップすると開きます。
タイムライン画面の見方は、以下の通りです。
- タイムライン表示の変更
- アクティビティ(通知)
- DM(ダイレクトメッセージ)
- ストーリーズトレイ
- フィード投稿
それぞれの項目の詳細は、以下の通りです。
タイムライン表示の変更 | 「フォロー中」「お気に入り」のユーザー別で表示できる |
アクティビティ(通知) | 「いいね」やコメント、フォローなどの通知 |
DM(ダイレクトメッセージ) | メッセージツールを利用できる |
ストーリーズトレイ | 新規のストーリーズをチェックできる |
フィード投稿 | 新規のフィード投稿をチェックできる |
基本的にフィード投稿が表示されるので、下にスクロールすることによってフォローしているユーザーの最新のフィード投稿をチェックできます。
タイムラインの上部はストーリーズトレイといい、フォローしているユーザーのストーリーを見ることが可能です。
右上のハートマークでインスタグラムに関する通知、一番右上のマークをタップするとDMを見ることができます。
またタイムラインから投稿に「いいね」を押したり、コメントを送ったりすることも可能です。
ポスト
「ポスト」とは、インスタグラム内での投稿を表す言葉です。
インスタグラム内での、フィード投稿、ストーリー、リール投稿などの投稿を示します。
また「投稿をする」ことを「ポストする」と表現することも。
ポストには明確なものがあるわけではなく、基本的に「投稿」全般のこと、「投稿する」という行為だと捉えておけば大丈夫でしょう。
ハッシュタグ
ハッシュタグは、インスタグラムの「#」と「キーワード」をつけて投稿する検索機能のこと。
投稿に関連するキーワードをハッシュタグをつけて投稿することによって、ユーザーがピンポイントで投稿を検索をすることができます。
ハッシュタグを利用することによって、よりそのジャンルに興味・関心の高いユーザーに投稿を見てもらうことが可能です。
ハッシュタグは基本的に、フィード投稿、ストーリー、リール、インスタライブの全ての投稿で利用することができます。
キャプション
キャプションとは、インスタグラムでの投稿の文章部分のこと。
基本的にフィード投稿や、リール投稿、インスタライブでつけることができます。
キャプションでは、ハッシュタグをつけたり、投稿の詳細を文章で説明したり、アカウントのフォローを促したりするのが主要な使い方です。
投稿の写真・動画では補いきれない情報があれば、キャプションを積極的に利用しましょう。
ダイレクトメッセージ、DM
DMはインスタグラムのメッセージツールのこと。
投稿を見た全てのユーザーが見ることができるコメントとは違い、DMではチャットメンバー以外にはメッセージが見られないようになっています。
そのため、インスタグラムでよりプライベートなやりとりをしたい場合に便利です。
具体的にDMで利用できる機能は、以下の通りです。
- メッセージの送受信
- 写真、動画の送受信
- スタンプや「いいね」の送信
- 消えるメッセージモード
- 電話
- テレビ電話
- ボイスメッセージ など
基本的に、LINEのようにメッセージをやりとりできます。
また電話やテレビ電話、ボイスメッセージなども送ることができるので、インスタグラム上でも密にコミュニケーションを取ることが可能です。
「消えるメッセージモード」は、次にチャットページを開いた時にメッセージが消去される仕組みになっているモードのこと。
またチェットメンバーが画面をスクリーンショットをとると、チャットメンバー全員に「スクリーンショットが撮影されました」と通知されます。
そのため、より流出したくない内容のやり取りをする際に便利です。
タイムラインの右上のボタンをタップすると、以下のDMの画面が表示されます。
1.ユーザーネーム | タップすると他のアカウントへの切り替えが行える |
2.通話ボタン | 通話を行うユーザーを選んで通話ができる |
3.新規メッセージ | 新しいチャットグループを作ることができる |
4.検索 | DM内でアカウントやメッセージ内容を検索 |
5.ノート | 最大60文字のテキストや絵文字を残し、今の気持ちや近況をシェアできる |
6.DM履歴 | 過去のDM履歴、現在届いているメッセージが時系列順に表示される |
DMを使いこなすことで、フォロワーを密なコミュニケーションを取ることができます。
ハイライト、ストーリーズハイライト
「ハイライト」「ストーリーズハイライト」は、ストーリーに利用することができる機能です。
ストーリーは、24時間限定で公開される投稿方法。
24時間が経過すると自動的に非公開になり、非公開になった投稿が保存される「アーカイブ」に保存されます。
ストーリーは豊富な加工機能があったり、質問やアンケートスタンプを利用できたり、URLを記載できたりできる点が魅力です。
しかし中には、よくある質問に答えていたり、重要なサイトのURLを貼っていたりするストーリーを24時間限定で投稿をするのは勿体無いような気がしてしまいます。
そんな際には、24時間が経過しても非表示にならない「ハイライト」「ストーリーズハイライト」がおすすめです。
「ハイライト」「ストーリーズハイライト」は、アカウントページの以下の部分に表示されます。
ストーリーを「ハイライト」「ストーリーズハイライト」に設定することによって、アカウントを訪れたユーザーがいつでも過去のストーリーをチェックすることができます。